意味:
ファイブ・バイ・ファイブ。1試合で主要スタッツ5項目(得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロック)のすべてで「5以上」を記録すること。トータルな万能性を示す非常にレアな記録で、攻守に渡って全方位で貢献した証となる。ファイブ・ファイブズともいう。
発音: /faɪv baɪ faɪv/
ファイv・バイ・ファイv
例文(実況での使い方):
“AK47 with a ridiculous five-by-five stat line tonight!”
(AK47ことアンドレイ・キリレンコ、今夜はとんでもないファイブ・バイ・ファイブ!)
解説:
「five-by-five」とは、得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロックという5つの主要スタッツ全てにおいて、5以上の数字を記録した選手に使われる表現です。
この記録は「トリプル・ダブル」や「クアドラプル・ダブル」とは異なり、全方位型の選手にしか達成できない超高難度のスタッツです。
主な達成者としては:
- アンドレイ・キリレンコ(Andrei Kirilenko):ファイブ・バイ・ファイブの常連で、「AK47」の愛称で知られるユタ・ジャズの元万能型フォワード。
- ハキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon):スティールとブロックを量産できるセンターとして、この記録も複数回達成。
- ビクター・ウェンバンヤマ(Victor Wembanyama):221㎝という屈指の長身ながら、シューティングスキル、ハンドリングスキルともに高度なオールラウンダー。
これらの選手は「攻撃も守備も、パスもリバウンドも、なんでもできる」選手として特に高く評価されます。
実況や解説では、「stuffing the stat sheet(スタッツ表を埋め尽くす)」という表現で紹介されることもあります。
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