名詞品詞戦術辞書

ghost screen

スクリーンをかけると見せかけて、実際には接触せずにすぐ外(主に3ポイントライン方向)へ抜ける動き
“ghost(幽霊)”という名の通り、スクリーンを「かけたようで存在しない」ことで、ディフェンスを混乱させるフェイクの一種。

発音: /ɡoʊst skriːn/

例文(実況での使い方):

“He sets a ghost screen and pops out for the three!”
(彼がゴーストスクリーンを仕掛けて、外にポップアウトしてスリーを打った!)

解説:

ghost screen は、**pick and roll(ピック&ロール)pick and pop(ピック&ポップ)**の派生で、
ディフェンダーのスイッチやヘルプを誘発させるためのトリックプレーです。

スクリーナー役の選手(多くはシューター)は、スクリーンをセットするように近づき、
ディフェンダーがその動きに反応した瞬間に接触せず外側へ離れてオープンを作るのがポイントです。

この動きにより、ディフェンスは「スイッチすべきか」「元のマークを追うか」の判断が遅れ、
その一瞬のズレを利用してスリーやカッティングを生み出します。

関連表現:

表現意味
slip screenスクリーンをかけると見せてすぐゴール下へ抜ける動き
pick and popスクリーン後に外側へ開いてジャンプショットを狙う
flare screenディフェンダーから離れる方向に角度をつけたスクリーン
fake screen実際にはスクリーンをセットしない、全般的なフェイク動作

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