意味:
ピック(スクリーン)をかけると見せかけて、ディフェンダーが反応した瞬間に素早くゴール方向へ抜け出す動き。
完全にスクリーンをセットせず“すべる(slip)”ようにロールインすることで、相手の守備を裏切るプレー。
発音: /ˈslɪp skriːn/
例文(実況での使い方):
“They were expecting the pick, but he slipped right to the basket.”
(相手はスクリーンを警戒していたが、彼はそのままゴール下へ抜け出した。)
解説:
slip screen は、ピック&ロール(pick and roll)やピック&ポップ(pick and pop) の派生動作のひとつです。
通常、スクリーンをセットする選手(スクリーナー)はディフェンスに接触して味方にスペースを作りますが、
スリップスクリーンではその「接触の前」に動き出すことで、スイッチやヘルプを予測した守備を逆手に取ることができます。
関連表現:
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| pick and roll | スクリーンをかけてロールインする基本プレー |
| pick and pop | スクリーン後、外側にポップしてジャンプショットを狙う動き |
| ghost screen | スクリーンをかけるフリだけしてすぐ外に離れる動き(スリップより外側へ) |
| dive | スクリーン後にゴールへカットする動き(ロールと近い) |

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