その他バスケ用語名詞品詞辞書

gather step

ボールをキャッチまたはドリブルを止めてから、実際にドリブルを終えてボールを「保持(gather)」する瞬間に踏めるステップのこと。NBAのルールでは、この「ギャザー」の後に2歩までステップが認められるため、トラベリングかどうかを判断する際の重要な概念となっている。

発音: /ˈɡæðər stɛp/

例文(実況での使い方):

“The referee explains that was a legal gather step, not a travel.”
(審判はあれはトラベリングではなく正規のギャザーステップだと説明した。)

解説:

gather step は2019年にNBAでルールが明文化され、トラベリングの判定における基準として大きな注目を集めました。選手がドリブルからボールを「保持した」とみなされる瞬間が「ギャザー」であり、この直後のステップは「ゼロステップ」とも呼ばれる場合があります。このおかげで、ヤニス・アデトクンボやジェームズ・ハーデンのように大きな歩幅でドライブしながらも合法的にゴールへアタックする選手が増えました。実況や解説ではトラベリングとの区別を説明する場面で頻繁に登場します。

関連表現:

表現意味
zero stepギャザー後の最初の一歩を指す呼び方。ギャザーステップとほぼ同義。
travelトラベリング。許可されたステップ数以上を踏む反則。
euro stepギャザー後の2歩を利用して左右にステップする動き。
stride一歩の大きさ。ギャザーステップの有効性を左右する要素。

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