意味:
ディフェンスで、マークを受け渡すことを指す。特にピック&ロールやスクリーンの場面で、ディフェンダー同士がマークする相手を入れ替える動きを表す。またオフェンスでも「攻守を切り替える」「役割を交代する」という広い意味で使われる。
発音: /swɪʧ/
例文(実況での使い方):
“They’re switching everything on defense.”
(彼らはディフェンスで全てスイッチしている。)“He called for a switch to guard the shooter.”
(シューターを守るためにスイッチを指示した。)
解説:
switch はバスケットボールにおいて主にディフェンス戦術の一部として使われます。スクリーンをかけられた際に、同じマークを続けようとすると一瞬の遅れが生じるため、ディフェンダー同士がマーク相手を入れ替えることで対応するのが「switch」です。これによりオープンショットを防ぐことができますが、ミスマッチ(身長やスピード差が大きい不利な組み合わせ)が発生しやすくなるリスクもあります。近年のNBAではスモールラインナップや万能ディフェンダーが多いことから「switch everything defense(すべてのスクリーンにスイッチする守備)」が戦術の主流のひとつとなっています。
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