その他バスケ用語フレーズ品詞辞書

Ice in his veins / Ice in My Veins

Ice in his veins(アイス・イン・ヒズ・ヴェインズ)」は、プレッシャーのかかる場面で冷静沈着にクラッチプレーを決める選手を称賛するフレーズです。
一方で、「Ice in My Veins(アイス・イン・マイ・ヴェインズ)」は、選手が自ら“自分には氷のような冷静さがある”と誇示する自己表現です。

発音: /aɪs ɪn hɪz veɪnz/ アイs・イン・ヒz・ヴェインz

例文(実況での使い方):

What a clutch shot—ice in his veins!
 (クラッチショットだ。アイス・イン・ヒズ・ヴェインズ!)

He sinks the game-winner and points to his arm—Ice in My Veins!
 (勝負を決めるシュートを沈めて、腕を指差した!アイス・イン・マイ・ヴェインズ!)

解説:

「Ice in his veins」は他者からの賞賛表現
「Ice in My Veins」は自己演出・ポーズ表現として区別できます。

この表現をNBA文化に広めたのはディアンジェロ・ラッセル(D’Angelo Russell)
2016年、彼が劇的なクラッチスリーを決めた直後に自分の左腕の静脈を人差し指で指すポーズを行い、「Ice in My Veins」と叫んだのが話題となり、以降NBAで広く使われるようになりました。

このポーズは、「冷静さ=勝負強さ=クラッチ能力」の象徴として世界中のバスケットファンや若手選手にも真似されました。

関連表現:

  • clutch:試合終盤で決定力を発揮する選手・プレー
  • cold-blooded:冷血・感情を見せずに冷静な判断を下すスタイル
  • killer instinct:勝利を逃さない“とどめの本能”
  • dagger:試合を決定づける一撃

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